えすあーるをそこそこ本気で使ってみた結果

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お久しぶりです、zanjiです。何と約一年ぶりの投稿です

 

 

CSに出たのはこれまた結構久々なのですが、タイトルにもある通り今回はSR(スピードロイド)を使用してみました。

自分のことをよく知っている方には言うまでもありませんが、このデッキを使用したいと思った理由はほぼほぼ自分が機械族とシンクロテーマが好きだからというだけで、環境的に見たこのデッキの他デッキに対する強みは非常に少ないです。

しかしながら自分なりに環境で多少勝てるように模索して構築と戦術を練り、10月中旬~11月上旬にかけて北海道の個人戦CSにこのSRを三回持ち込んだところなんと三回全てで決勝トーナメントへの進出を果たすことができました。

戦績は以下の通り。

 

10/17 第一回アロCSミニ 4-2 ベスト6

10/31  第二回胆振CS 6-1-1 準優勝

11/6 DCS個人戦 4-2-1 ベスト8

総合成績14-5-2

 

と、決して練度がとても高い訳ではなく環境でもないデッキを使用したにしてはかなりの成績を残せたように感じるので今回の記事の執筆に至りました。

最後のDCS個人戦で使用した構築が以下の通り。

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EXの15枚は三大会とも全て同じで、胆振CSとDCSはメインも全く同じです。

胆振CSにてSPYRALの分布がそこそこ多く実際に決勝で敗れたのですが、その際先攻展開でキュリオスで勅命落とす→トロイメアグリフォンで勅命回収のムーブで魔法ケアをされたことと思った以上に魔封じの芳香が流行していることを受け、サイドに搭載していた冥王結界派3枚をドロール1とラー玉2に変更。

結局ラー玉は一度も引かないまま終わったので感触は分かりません。

 

 

 

ここからは構築とプレイについて、他のSR使用者様と違うであろう点をいくつかざっくりと紹介します。

基本の展開等はいちいち紹介しないのでその辺が気になる方は他の先駆者様の動画などを見てください。

 

 

・SRアクマグネの採用

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何こいつ?と思う方が殆どと思われるこのカード。かの有名なマキシマムクライシスのカードですよ

効果は召喚特殊召喚成功時に相手モンスター一体を選択し、そのモンスターと自身のみを素材として風属性シンクロを出すというもの。

つまりEXに風の星9を採用することで、現環境で暴れているデストロイフェニックスガイをタケトンボーグ一枚から踏むことができます。

自身の効果以外ではシンクロ素材にできないデメリットがあるものの、GOMガンの存在によりそのデメリットもほぼ気になりません。

ぶっちゃけると実際はデストロイフェニックスガイと対面した際はタケトンボーグやGOMガンを出した瞬間着地狩りをされることが多く、クリアウィングファストドラゴンの存在もありわざわざこいつと星9に枠を取るのか?と感じたこともしばしばでしたが、下手に構築を弄ってプレイが歪むのが嫌だったのでこの三大会はずっと採用していました。

CS中はデストロイ以外だと一回勇者トークンを処理しながら星5を出しました。

今後も採用を続けるかどうかは検討中です。

 

 

・マジックハウンドの枚数について

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新規のワンコ。2以上採用している方が多いと思いますが1枚のみの採用です。

理由としては同じ準初動のビーダマシーンと比べると触れるカードの択が少なく、あちらはカールターボとの組み合わせでコズミックブレイザードラゴンを作れるのに対しこちらは不可能で全体的に器用貧乏です。

その為不採用も考えたのですが、SRルーレットで6を出した際に持ってくる非チューナーにベイゴマ以外のモンスターが欲しかったことと、既に必要なパーツが大体揃ってる状態でGOMガンを出した際、このカードを絡めることで準墓地リソースを作れることから一枚だけ採用しました。まあなんだかんだ準初動ではあります。

 

 

・吹持童子の採用について

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今回の肝と言っても差支えないカード。はっきり言ってこいつバグってます。

効果は召喚特殊召喚成功時に自身以外の風属性の数までデッキトップを捲ってその中の一枚を手札に加えられるというもの。要するに横並べする必要がある代わりにデメリットのない金謙です。

スピードロイドは性質上どんなにブン回ったとしても前盤面における妨害数は2妨害がいいところなので先攻で強固な盤面を敷くには罠との併用が必須となるのですが、このカードはその罠を探しに行くことができます。

特に電脳や幻影、SPYRALといった手数のお化けなデッキに対しては無理に前で2妨害以上を構えようとするよりはこちらの効果で罠を探しに行くことを優先した方が勝ちやすいと今回の連戦で使ってみて判断しました。勿論前と後ろで複数の妨害を敷けた方がいいということに変わりはありませんが。

一番よく使う強いルートはアウローラドンを出してからこのカードを出すルート。四枚捲りながら直後にバロネスを出すことができます。

 

ちなみに墓地効果の方はほぼほぼ使うことはありません。

 

 

・御前試合の採用について

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属性統一させる影響力の高い永続罠。

新規でいかにも「風属性以外使うんじゃねえぞ」という方向性の強化をされたことで自然投入が可能になったこのカード。このデッキが他デッキと比べて優れている数少ない一枚です。CS中も事故って動けないのにこのカードを引いていたおかげて一方的に勝ったことが何度かありました。

素引きしたいし前述した吹持童子で持ってきたいカードの筆頭なのでフル投入。刺さるデッキが多い上、現在は勇者ギミックの流行などもあり全く使えないということがほぼないのも高評価です。

 

 

・星風狼ウォルフライエの採用について

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アクマグネから星8を吸って出す先のモンスターとしての採用。

基本対象にするのはデストロイフェニックスガイなので、チェーンして逃げられるのでEXにいるだけで最低限の仕事をしてます。

しかし吹持童子+マッハゴーイータやカールターボ+幻獣機トークン2体などで星9を作りたい場面が稀にあり、その際に素出しします。実際にこの連戦中も何度か素出ししたので、アクマグネが不採用になったとしても継続して採用する可能性はあります。

バウンス効果は強力ですが攻撃力を4000以上にするのがそこそこ手間なので、こいつを妨害の一つとしては見ない方がいいです。この連戦中にこの効果は一度も発動していません。

 

同じ風星9には電脳堺狐-仙々もいますが、除外効果との相性がこのデッキとは悪くこちらの方が扱いやすいと思われます。

 

 

 

ここからはサイドプランについて軽く。

 

SRは新規で手数こそ大分増えたものの、それでも決して捲り能力の高いデッキではないため誘発よりは捲り用のカードを多目に採用…していたのですが、その枠として採用していた冥王結界波とライトニングストームは魔封じ勅命の流行による逆風から最終的には不採用となりました。

拮抗勝負は捲りカードとして最強格な上苦手なエルドリッチにも強いので脳死で3枚。

ラー玉は抜けた冥王結界波の代用カードだがハイリスクハイリターンなカードなので魔封じ勅命を意識したとしても冥王結界波の方が良い可能性はあり。前述し通り一度も引けなかったので感触は分かりません。次点でこの枠で採用の択になるのはガダーラ。

ロンギヌスとドロールは捲りカードでは返すのが難しい幻影や電脳への対策札で、主に指名者二種やデュプリゲート辺りを減らしてこれらを投入します。ルーレットは速攻魔法なので魔封じにチェーンして打てるというメリットがあり、減らす優先度はスクラッチの方が上になります。

こちらが先攻の際はGやうさぎを減らして魔封じ勅命を投入します。この二種も御前試合と同様吹持童子で捲りたい筆頭のカードなので多少無理しても入れるようにします。

 

 

 

最後に採用圏内だけど今回は採用しなかったEXのモンスターをいくつか紹介します

 

 

・クリスタルクリアウィングシンクロドラゴン

パックの看板モンスター。その性質上エルドリッチに対しての性能がかなり高いです。

しかし置物モンスターとして見ると制圧能力はあまり高くなく、持久戦に優れているかと思いきや実際は攻撃力の上がったこのカードを上から叩かれた上でワンキルされたことも普通にあったので全体的にいまいち。

またS素材の縛りのせいで、武力の軍奏を採用しなければ他の置物モンスターと横並びさせるのが難しいのも欠点。

もしエルドリッチの分布がもっと増えたら採用する可能性はあり。

 

 

・クリスタルウィングシンクロドラゴン(二枚目)

一度マッハゴーイータにアクセスできれば簡単に二体目を出せるので二枚の採用が主流と思われるカード。実際に筆者も二枚採用していた。

しかし現在は勇者ギミックの流行から先攻でのクリスタル×2はいとも簡単に処理されてしまうことと、先攻1ターン目ではこのカードを出すよりも童子バロネスの動きを優先して行うようにすることで、一枚でも問題なくゲームメイクを行えるようになったので今回は一枚の採用にしている。

当然余裕があるなら二枚採用したいカードなのは間違いない。

 

 

・HSRカイドレイク

着地時にフィールド全ぶっぱか表全無効かを選べる豪快なモンスター。

星8なのが最大のネックで、出すためには殆どの場合コルク10という攻め手段の一つを失わなければいけないこと、そのコルク10は通ればウィンドペガサス→バロネスの流れで相手の盤面に二枚触れるのでそちらで十分と判断し今回は不採用とした。

しかしSRに足りない捲り能力を持った貴重なモンスターであることは違いなく、冥王結界波やレッドリブートとの相性も抜群に良いので、コルク10に頼らず出すことができるのならばもっと率先して採用したいカード。

 

 

・他のレベル6(スターダストチャージウォリアー・電脳堺獣-鷲々など)

SRは相手の墓地に触れる手段が非常に少なく、破壊され墓地へ行った相手のデストロイフェニックスガイを処理できるラプタイトを今回はレベル6枠として採用している。

ラプタイトはそれだけで他のレベル6を大きく凌いでいるのだが、逆に言えばそれ以外に他のレベル6に勝っている点が守備力の高さくらいしかないのでデストロイフェニックスガイが環境から消えれば大きく優先度が落ちることになる。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

今回は三回のCSをまとめた内容なのと筆者があまり対戦内容を詳しく覚えていないので対戦レポートについては割愛させていただきます。

ただ胆振CSでは何と四回も動画に出演してしまっているので、自分のキモヲタサプライを見ても問題ないという方は是非馬鹿にしていってください←

まだ暫くは対戦環境でSRを開拓・使用していきたいと思っているのでまた結果を残せたら記事にするかもしれません。

 

 

ではまた!